私、悪人裁きます。 〜裁き系女子高生〜

「あっ・・・あっ・・・」


香川は潤子を見て後ずさりする。


潤子は倒れた男から視線を移し、
キッと香川を睨んだ。


そしてゆっくりと香川に近付いて行く。



「ちょっ、ちょっと待って!!
私は悪くないの!!
そいつらが勝手に瑠香を襲ったの!!
ホント!! 私は・・・」


「黙れっ!!
この期に及んでまだそんなことを・・・」


潤子はグッと拳を握り締めた。