彼は彼女に生きてくれ!!
そう言った。


彼女にとってそれが
どれだけ嬉しいことだったか、


今まで虐められてきて、
自分はいらない人間なんだ。
そう思ってきた彼女にとって
彼の存在はどれだけ大きかったか、


初めて自分を必要としてくれた人・・・


彼こそが彼女の生きる支えだった。




彼は彼女に、生きる楽しみ、
生きる勇気、生きる喜びを教えた。


自分はいらない人間じゃない。
彼女の存在を必要なんだ。
そう言って大切にしてくれた人。


彼女は彼のために・・・いや、
彼のおかげで虐めと戦えたんだ。