私、悪人裁きます。 〜裁き系女子高生〜

「そうか・・・じゃあ、
あのことも知らんねんな・・・」


私はあえて香川の不安を煽るような
言い方をし、視線を逸らした。



「まさか・・・死んだん・・・?」


香川は少し表情を変え、
身を乗り出した。



「気になるんか?」


「ふんっ。 別に・・・
私には関係ないし!!」


香川は乗り出した体を
座っていた階段にまた沈めた。