「瑠香に何の関係があるねん?
あいつはただ普通に
毎日を過ごしてただけやないか?

あいつはおまえをあざ笑ったり
せーへんぞ。
そんな奴ちゃうぞ。

ホントはおまえもわかってるはずやろ?
ただ当る場所がほしかったんやろ?」


「ううっ・・・」


香川は自分のしたことを
振り返ったのだろうか?

情けないような表情を見せた。


「くそぉー!!!」


香川は潤子のナイフを奪い取った。


「なっ・・・」


そしてその刃を自分に向け、
刺そうとした。