「まさかこんなところで
ソフィアに逢えるなって
思ってなかった。」


「あっ、そうだね・・・」


「ソフィア。」


純太が何か話そうとしたその時、
私はそれを遮るように言葉を発した。



「なんで純太がここにいるの?」


「ああ、高校入学と同時に
この街に帰って来たんだ。」


「そうだったんだ・・・」


「なぁ、ソフィア。」


「は、そうだ!!
えーっと・・・」


私は純太の言葉をまた遮ったけど、
言葉が続かない。