「んんっ・・・」


「あっ!! ソフィア!!」


ヒカルの顔が私の目の前にあった。



「ヒカル? 私・・・はっ!!
私、金城と!! 痛っ・・・」


体に激痛が走る。



「ソフィア!! 動いたらだめ!!」


私はいつの間にか屋上に寝かされていた。



私・・・


「そっか・・・
私・・・負けたんだ・・・」



私は金城に負けたんだ・・・


私は空を見上げた。