バキッ!!


「がはっ・・・」


内場の体は宙を舞い、
地に落ちた。


ドサッ。



純太は内場に歩み寄った。
内場はそうとう効いたのか
とても立ち上がれそうではなかった。



「純太・・・俺の・・・負けだ・・・
卑怯な手を使って・・・
すまなかった・・・許しくれ・・・」


内場は苦しそうにしながらも
純太を見てそう言った。



「ああ。」


純太は許すと言った様に
フッと笑った。


「フッ、よかった・・・」


内場はそのまま気を失った。