あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第二章〜

「おらぁ、よそ見すんな!!」


女がジウに飛び掛る。


ジウはまるで後ろに目があるかのように、
相手の攻撃をスッと交わし、
腹に膝蹴りを入れた。


ドスッ!!


「ジウさんこそ、衰えてませんね。
カミソリのジウと呼ばれた時・・・」


「千愛!! その呼び名はやめて!!
昭和の臭いがするでしょ!!
これでも売れっ子モデルなんだから。」


「すいません。」


千愛は珍しくニコリと微笑んだ。