あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第二章〜

「だ、誰やあんた?」


あやなつが女の問う。



「あんた? 先生に向かって
あんたはないでしょ?」


あやなつ、千愛は女から
手を振り解いた。



「私は弥生みとさ。
弥生先生と呼びなさい。」


「弥生・・・?」


「みとさ・・・?」


「みとさ先生でもいいわよ。」


女は再びニコッと笑った。