それから、トイレとかお風呂場とかの場所を教えた。 ふと時計に目をやると、もう22時を過ぎていた。 「もうこんな時間だ。 ねぇ、お風呂入りなよ」 「美香、入らないのかよ」 「入るよ?けど、あたしは後でいいよ」 いつもあたしお風呂入るの最後だし。 「じゃあ、入ってくる」 優君は、着替えを持って部屋を出て行った。