そんな顔、あたし以外に見せないでよ…。 なんて彼女でもないのに思ってしまう自分が嫌。 見てるだけで、胸がギューッて苦しくなるの。 「美香、大丈夫?本当は見てるの辛いんじゃない?」 そんなあたしを心配して、香織が言った。