「美香!起きて!」 香織の声で目が覚めた。 「朝だよ!」 時計を見ると、今は6時。 「美香、一回帰るでしょ? 朝ごはん作っといたからたべてね」 「うん。ありがと」 香織の作ったごはんを食べたあたしは、香織の家を出て歩き出した。