「優君、起きてる?」 お風呂から出て、優君の部屋のドアをノックした。 「あぁ、どうした?」 ガチャっとドアを開けると、優君は床に座って携帯をいじっていた。 あたしは優君の向かい側に座って、話し掛けた。 「あのさ、ちょっと気になったんだけど、優君って何歳なの?」 「俺?20歳だけど」 「20?じゃあ、あたしより3つ年上だね」 「美香、17なんだ?」 「うん、そうだよ。」