「…その顔、誘ってんの?」

ニヤッと笑って言った優。

「さっ…誘ってなんかっ…」


もうっ…なんでそうなんの!?


「わかってるって。
俺、部屋に居るからできたら呼べよ」


優は、恥ずかしくて下を向いていたあたしの頭を撫でて、キッチンから出て行った。


1人になったキッチンで、キスされた唇を触る。


さっきのキスを思い出して、ドキドキする。



それなのに、もっとしてほしいって思ってるあたしは、相当優に溺れてるみたい。