「優、料理できないよ…」 あたしがそう言うと、優はあたしから離れた。 「こっち見ろよ」 「や…やだ…」 こんな赤い顔、見せたくないもん。 「美香、照れてんの?」 「ち、ちが…」 『ちがう』そう言おうと思って顔を上げると、すぐ近くに優のきれいな顔があって。 「…っん」 言い終わる前に唇を塞がれた。