ヘタレ刑事-デカ-の事件簿~真実をつなぐ館~



そこには床に座り込み、震えながら前を見据えている繭がいた。


「どうしたんですか?」


結城は床にしゃがみ、繭の肩に手を置いた。


すると繭が指を真っ直ぐ伸ばした。


その指す指の先は繭とYUKITOの部屋だ。

神威が、

「中に何かがあるのか?」

と中を覗き込む。



そこには項垂れた状態で壁にもたれかかっている血だらけのYUKITOがいた。


「?!」


結城は目を見開き、YUKITOに近寄った。