「諸伏先生の愛した風景なんですよね、きっと。」 と神威は深呼吸して空気を吸い込む。 すると夢追い太郎が 「とにかく疲れちゃいましたし、花咲さんのお言葉に甘えてゆっくりしましょうよ」 と荷物をドサリと床に置いて、ソファにドッカリと座った。 結城は人の家に行き、『自由にしてください』と何度も言われたことあるが、ここまでリラックスできない。 と言うよりも、ここまでリラックスしている人を見たことがないし、なんて図々しい人なんだ……。と軽く呆れた。