電車を2つ乗り継ぎ、別荘の近くまで行くバスに乗るため、バス乗り場まで行った。 バス停に行くまでにもかなり時間が経過している。 「噂の通り、かなりの田舎町ですね、」 民家がポツリとポツリと所々に建っていて、周りは田畑があるだけ。 「っていうか次のバスまで40分ありますが……、」 バスは1時間に一本らしい。 メンバーは苦笑しながらも、みんな楽し気に各自で諸伏悟朗について話し、時間を潰していた。 40分後、バスが来たので乗り込んだ。