結城はなんだかすごくワクワクする気持ちが抑えきれなかった。 あまり近くに諸伏悟朗について語れる友人や知り合いがいなかったからだろう。 「………あ、カップ麺、」 チャットに夢中になりすぎて完全に忘れていて、麺が延びきって不味そうだ。 勿体ないので食べようと箸で麺を掴み、口に運ぶ。 「………まずっ」 結城は呟いてカップ麺を食べ続けた。