「そうかい、良かったな!何だか息子の成長を見てる感じがして俺も嬉しいよ。ほら、これ食え!」


とラーメンにチャーシューを一枚追加で入れてくれた。


「兄ちゃんにだけサービス。俺からの祝いだ。他の客には内緒だぞ、」


と店主は屈託のない笑顔で笑う。


「あはは、サービス二回目。ありがとうございます、いただきます」



結城は笑いながらラーメンを食べ始めた。



end.