そう言われてもそういうわけにはいかない。 杉原課長に言われた。 絶対犯人を捕まえろ………と。 「そういうわけにいかないんです。罪はどんなに嫌でも償わないといけないんです」 「大丈夫よ。私、罪を償う前に消えるもの。弱虫さんの世話にも、警察の世話にもならないから」 消えるって―――――? するとマイコがソファから立ち上がり、どこかに向かった。 そして何かを持って戻ってきた。 それは灯油を入れるタンクだった。