「じゃあさ、マイコさんは何なんだよ。さっき“繭さんの場合は”って言ったよな?じゃあマイコさんの場合は何なんだよ。 マイコさんは俺たちとずっとリビングにいたじゃん。あの時いなかったのは繭さんだけだったろ? 飯の準備できたって呼びに行っただけのあの時間で自殺したのか?何のために?」 夢追い太郎が鋭く問い質す。 「そこなんですよ、」 と結城は答えた。 そして、さっきより真剣な顔立ちをして、階段の方を見つめて若干声のトーンを上げた。