「認識している人じゃないって言うと?」 「それは誰かの兄弟、もしくは姉妹です。」 「はぁ?そのために誰かの家族が忍び込んでたってこと?ここに来るとき、あたしたち以外の人間、いなかったじゃない」 とまかろんが言う。 「最初からここにいたんです」 結城は少し強めな声で言った。