その頃。 別荘のリビングでは徹と夢追い太郎が黙ったまま、ぼんやりとしていた。 まかろんは別荘から逃げ出し、結城はそれを追っていって以来、数十分帰ってこない。 「もしかして弱虫さんも逃げたのかな?」 夢追い太郎が徹に問いかける。 「さぁ。見捨てられたのかもな、」 と呆れたように首をかしげた。 すると、リビングに誰かが入ってきた。 それは、まかろんだった。