ヘタレ刑事-デカ-の事件簿~真実をつなぐ館~



「はい、結城です」


『元気ねぇ声だな、』



電話相手は杜矢だ。



杜矢の明るい声が耳に入る。


「杜矢さん……。あれケータイとか今の時間帯大丈夫なんですか?」


『大丈夫も何もまだそんな時間じゃねぇだろ』



停電のためや台風で外が暗いため、時間間隔がなかったが、まだまだ早い時間だった。



『俺のせいでゴメンな。俺の不注意で仕事無理やり休まされて……。俺さえ骨折しなかったらな。』


結城は唇を噛み締めた。


「杜矢さんは悪くありません!僕がダメ人間だから……、その天罰なんです」



そう。


自分がダメ人間だから、三人の死を防げなかった。



結城は一筋の涙を流した。