結局、駆けつけが来ないと言うことで、YUKITOの遺体は布団で巻き、冷気の当たる食材庫に寝かせることにした。 ここなら割りと広いし、少しでも腐敗を防げるだろう。 結城はみんなをリビングに集めて、杉原から聞いたことを全員に説明した。 「何だよ、それ………」 みんな、自分達が立たされている最悪な状況に不安な表情を見せた。 この中に殺人犯がいるかもしれない、 もしかするとこの別荘も台風の被害を受けるかもしれない、 不安に感じるのも無理はない。