「明日、どっか行こうよ?せっかくの記念日だし」 「ごめん。親父と約束がある。どうしても断れなかった」 「...そっか、大丈夫。頑張ってきてね?」 「ほんとにごめん。必ず時間つくる」 「無理しなくていいからね。今日も送ってくれてありがとう。バイバイ」 今にも泣きそうで無理して笑う奈美に、胸が苦しくなった。 守ると、自由にしてやるとあの時誓ったのに 俺はなにをしているんだ? 明日の朝、奈美と会ってから行こう。 奈美もきっと喜んでくれるはず。 この選択が大きな間違いだったんだ...