それからあまり時間はかからなかった。 奈美は男と別れ、俺と付き合うことになった。 「湊、駅の近くに新しいアイスショップが開店したんだって。行かない?」 「また太っても俺は責任とらねぇから」 「どうせ今だって太ってるもんっ!!」 「そう怒んなって。おごってやるよ」 「ほんとに!?いっぱい頼んじゃおっと♪」 何事もなく順調だった。 これからもずっと隣には奈美がいると思っていた。 すぐそこに終わりが近づいていることも知らずに。