「俺だって、いろいろ考えてる。でももうわかんねぇんだよ...」
同じような思いはしたくない。
するくらいなら気づいていないふりをしてやり過ごしたい。
もうあんな思いは嫌なんだ。
「素直にさ、自分の気持ちに素直になってみろよ。湊の気持ちもわかるよ。でもいつかは向きあわなきゃいけない日が来る。それでも目をそらすのかよ。違うだろ?その向きあう日が今なだけだ。凛ちゃんだってわかってくれる」
「...元らしくねぇよ、その言葉」
「俺もたまにはいい事言うだろう(笑?」
「ハハッ。向きあう日、か...」
過去は書きかえられない。
それでも、もし過去を書きかえられるとしたら
3年前を。
俺が素を誰にも見せないと誓ったあの日を。
