有力な情報がないまま2時間が経った。 凛はまだ見つかっていない。 凛、無事でいてくれ... ――――――――――――― 「湊様」 「加瀬。なにかわかったか?」 工藤財閥専属運転手、加瀬泰斗。 「はい。ここから数十キロのところにある廃棄工場にいるものと思われます」 「すぐに向かう。元や鈴白にも伝えてくれ」 「かしこまりました」 凛、待ってろよ。