そんな悲しい顔しないで~
それで断ったら悪い気がしちゃうよ...
「じゃぁ、お言葉に甘えて...」
「良かった。断られたらどうしようかと思ってた」
三嶋くんがそう言ってニコっと笑った。
...か、かわいい~
なんだか小動物みたいだよ。
「なんかうれしいことでもあったの?」
「あ、ううん。なんにもないよ」
「そっか。校門のところにもう車あると思うから行こっか」
「うん」
車の中ではいろんな話をした。
三嶋くん自身のこと、うちのこと。
湊以外の男の子と関わることがなかったから、新鮮で楽しかった。
送ってもらっておいて悪かったけど、家の数十メートル手前で降ろしてもらった。
