かわいいなーもう。 凛とは違った可愛さを持つ、2匹に俺はもうメロメロだ。 きっと今の俺は、目がハートマークになっているに違いない。 「ちょ、蓮。その犬たち・・・何っ!?」 後ろから、凛の焦ったような声が聞こえる。 「あぁー、拾った。」 「拾ったっ!?」 俺のニヤニヤ顔に、冷ややかな視線を送る凛。 「ここ、誰の家だと思って・・・・。」 「俺"達"の家だなっ!」