「俺、ねぇちゃんがスキだ。」


「え・・・?」


その瞳は、とても暗かった。


後ずさるあたしに浩太は、無理矢理キスをした。


ファーストキス・・・。


平凡だけど、好きな人とが良かった・・・。


それが、実の弟と・・・?


――――バチンっ・・・


あたしは、初めて弟を叩いた。