大好きな君へ

◆◇side平助◆◇


「ん……ちぃ……って……いないか」



俺は朝起きて、ちぃを抱きしめようとてを伸ばしたが、その手は虚しく落ちた


あれから一歩も部屋から出ないで寝てしまった


俺がなにもしないでぼーっとしてると、ふと、机の上にめがいった


机の上には、二通の封筒


昨日は気づかなかった……


俺はその封筒をよく見ると、1つは『新撰組の皆へ』

そして、もう1つは



『平助君へ』



と、ちぃの字で書いてあった



その時ちょうど


「平助、入っていいか?」


と、佐之さんとぱっつぁんがきた



俺は思いっきり襖をあけた

「佐之さんにぱっつぁん、幹部の皆を広間に集めてくれないか?」



すると、二人とも少し驚きながら頷いた