大好きな君へ

朝ごはんも無事に終わり、俺は部屋に向かった


スーーーーー



襖をあけると、ちぃが一人で寝ていた

俺が近づくと


「ふわぁ……平助君?」

ちぃが起きた


「ごめん、起こしちゃったな」

俺が部屋を出ようとすると

ぎゅっ


ちぃが、俺の着物を引っ張った


そして、俯きながら

「もぅちょっと……一緒にいて……」


と言った




ちぃからこんな事言うのは珍しい

俺が、よこに座ると、ちぃは嬉しそうに微笑んだ



本当、可愛いやつ……



俺が、一人でそんな事を考えていると





ぎゅっ





ちぃが俺に抱きついた


「////////ち、ちぃ?」

突然の事であたふたしてると


「ふふっ……平助君、暖かぁい……平助だぁいすきぃ……」


と俺に抱きつきながら、ちぃが呟いている

よくみると、顔が真っ赤


こりゃ、熱のせいだな