大好きな君へ

「じゃあ、行ってきますね」

「一刻だけだからな…」

土方さんはそれだけ言うと、フラフラとどこかに行ってしまった



「よし!私は天使、私は天使」


方法は、疲れきった古高に、自分は天使だと嘘をついて聞き出す作戦だ


大丈夫、私には治癒の力がある


普通の人間には出来ないことだし、今、古高は疲れきっている

きっと信じるだろう


私は意を決して中に入った