大好きな君へ

◇◆side千奈◇◆


私は、仕事が終り、縁側で休んでいた


さっき、力を使いすぎて、ちょっとフラフラする


もう、晩ごはんも終わって後は寝るだけ


「もう、寝よう」


私が立とうとすると、隣に誰かが座った


「平助君?」


すると、平助君は真剣な顔をして話始めた

「ちぃ、俺、ちぃの事が好きだ……どうしようもなく、好きだ……」


そして、私を優しく抱きしめた


今なんて?


私の頭はショート寸前

でも、最後の力を振り絞って自分の気持ちを伝えた



「…ゎたしも……私も、平助君が大好き」


すると、平助君は私を優しく離して

「今日から俺達は恋仲だ」

と言って笑った


「うん」


それに、笑顔で頷いた



そして、平助君が私の頬にそっと降れた

「ちぃ、大好きだよ……」


「私も……ん」


そして、二人の唇が優しく重なった────────