「ん…………?」
会長も、騒ぐ生徒達の
目線を追ってある一角に
顔を向けてた。
会長やみんなが見てるのは
カフェテリアの入口――
今しがたドアを開けて
入って来たらしい、一人の
人物……。
「陸…………!?」
無意識のうちにガタッと
椅子を蹴って立ち上がっ
ちゃってた。
(こんなとこで陸に会う
なんて……)
心臓が一気に倍くらいの
速さで鳴り始め、体が熱く
なってくる。
「芹沢さん……?」
怪訝そうな会長の声が
聞こえるけど、陸から目が
そらせない。
_
会長も、騒ぐ生徒達の
目線を追ってある一角に
顔を向けてた。
会長やみんなが見てるのは
カフェテリアの入口――
今しがたドアを開けて
入って来たらしい、一人の
人物……。
「陸…………!?」
無意識のうちにガタッと
椅子を蹴って立ち上がっ
ちゃってた。
(こんなとこで陸に会う
なんて……)
心臓が一気に倍くらいの
速さで鳴り始め、体が熱く
なってくる。
「芹沢さん……?」
怪訝そうな会長の声が
聞こえるけど、陸から目が
そらせない。
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