『え?』と首をかしげた
美月に、あたしはこの
考えを再確認するように
繰り返した。
「陸が本当にあたしの
ことを忘れるだなんて思えない。
それに……どうしても、
あの言葉があたしの
知ってる陸の言葉だとは
思えないの」
「結愛―――…」
美月はただジッとあたしを
見つめて真剣な顔をしてた
けど、やがて『うん』と
強い力を込めて頷いてくれた。
「そうだね。
あたしも結愛が追いかける
くらいずっと好きだった
人があんな人だなんて、
思えない」
_
美月に、あたしはこの
考えを再確認するように
繰り返した。
「陸が本当にあたしの
ことを忘れるだなんて思えない。
それに……どうしても、
あの言葉があたしの
知ってる陸の言葉だとは
思えないの」
「結愛―――…」
美月はただジッとあたしを
見つめて真剣な顔をしてた
けど、やがて『うん』と
強い力を込めて頷いてくれた。
「そうだね。
あたしも結愛が追いかける
くらいずっと好きだった
人があんな人だなんて、
思えない」
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