「ゴメンね、心配かけて」
「ううん。それで――
聞いてもいい? 昼間のこと」
「ウン」
今さらミエ張ったって仕方ない。
あたしは正直に話した。
「昼間会ったのは、陸に
間違いないと思う。
でも――お笑いだよね。
あんなふうに言われ
ちゃって……」
最後の辺りでまたジワッと
涙がにじみそうになる。
美月はいたたまれない顔で
あたしを見て、気遣いの
言葉をかけてくれた。
「そっか……。ショックだよね。
けど、また仲よくなれば
色々思い出してくれるかもよ」
_
「ううん。それで――
聞いてもいい? 昼間のこと」
「ウン」
今さらミエ張ったって仕方ない。
あたしは正直に話した。
「昼間会ったのは、陸に
間違いないと思う。
でも――お笑いだよね。
あんなふうに言われ
ちゃって……」
最後の辺りでまたジワッと
涙がにじみそうになる。
美月はいたたまれない顔で
あたしを見て、気遣いの
言葉をかけてくれた。
「そっか……。ショックだよね。
けど、また仲よくなれば
色々思い出してくれるかもよ」
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