(邪魔……? 違うわ。
陸も藤枝さんも、すごく
苦しんでる。
どうしてそれが、
わからないの……!?)
「あなたの考えてることは
……間違ってます」
「何―――…!?」
「お母さんを心配する陸の
気持ちを利用して、こんな
ことさせて。
こんなの卑怯です……!!」
話し出すと何だか思いが
止まらなくなって、どん
どん言葉があふれてきた。
『貴様!』と色めき立って
再び椅子を立とうとする
総次郎さん。
『結愛、やめろ!』って
小さく叫ぶ陸。
_
陸も藤枝さんも、すごく
苦しんでる。
どうしてそれが、
わからないの……!?)
「あなたの考えてることは
……間違ってます」
「何―――…!?」
「お母さんを心配する陸の
気持ちを利用して、こんな
ことさせて。
こんなの卑怯です……!!」
話し出すと何だか思いが
止まらなくなって、どん
どん言葉があふれてきた。
『貴様!』と色めき立って
再び椅子を立とうとする
総次郎さん。
『結愛、やめろ!』って
小さく叫ぶ陸。
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