《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

そこで一度言葉を切って、
深く息を吸って。



「不信任が通ればそれで
目的は達成。

通らなかったとしても、
生徒会としては大きな痛手です。

すぐにまた、次の
チャンスは来ます」



陸は静かに、そう言い切る。



「それは……お前はこれ
からもわしの悲願を叶える
つもりがあると、そういう
ことか?」



「………はい」



「陸―――…!!?」



(どうして!?

どうしてそんなにまでして
自分を追い詰めるの!?

そんなこと、陸は望んで
ないはずなのに!!)


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