《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

けどやっぱり、おばさんは
悲しそうに眉間にシワを寄せて、



「そうだったの。

あの子はそこまでして……」



後半は言葉にはならず、
おばさんは何か感情を
こらえてるように見えた。



しばらくすると、黙って
見守ってたあたしに目を向けて、



「それじゃあ結愛ちゃんは
本当に辛い思いをしたのね。

ごめんなさい……」



「そんな。おばさんが謝る
ことじゃないよ」



あたしはあわてたけど、
おばさんは静かに首を横に
振って言う。


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