この学園で陸と唯一交流を
持ってる――
そしてあたしも親密そうな
現場を目撃した、3年の
藤枝如乃さんがそこにいた。
(な、なんで藤枝さんが
あたしに……!?)
あたしがこっそり見た
ことはあっても、直接の
面識なんてない。
藤枝さんにしてみれば、
あたしなんて見ず知らずの
生徒だ。
それなのに……ホントに
一体どうして……?
「芹沢さーん?」
クラスメートが訝しげに
もう一度呼ぶのが耳に
入って、あたしはハッと
我に返った。
_
持ってる――
そしてあたしも親密そうな
現場を目撃した、3年の
藤枝如乃さんがそこにいた。
(な、なんで藤枝さんが
あたしに……!?)
あたしがこっそり見た
ことはあっても、直接の
面識なんてない。
藤枝さんにしてみれば、
あたしなんて見ず知らずの
生徒だ。
それなのに……ホントに
一体どうして……?
「芹沢さーん?」
クラスメートが訝しげに
もう一度呼ぶのが耳に
入って、あたしはハッと
我に返った。
_

