《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

かなり驚きだけど、
とりあえず面会の意志が
あることを告げると、



『この寮の裏手をずっと
進んだ、一番南のはずれの
東屋で待ってる、だそうです』



「ハイ――わかりました」



そう言えばそんな所にも
ひとつ東屋があったな。


敷地のはずれだし草も一杯
繁ってて、ほとんど誰も
行かないようなとこだ。



あたしは身支度を整えて
すぐに寮を出た。



指定の場所に着くと、まだ
制服姿の会長がベンチに
座ってる。


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