《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜




結局ご飯はあんまり食べず、
部屋に戻って明日の意見
陳述用の原稿を見てた時だった。



ふいに壁際のインター
ホンが鳴る。管理人からの
呼び出しだ。



(何だろ……?)



「はい、芹沢です」



受話器を取って答えると、
管理人のおばさんの声が
聞こえてくる。



『芹沢さんにお客様ですよ。

3年の正倉院薫君ですが、
どうしますか?』



正――って、えぇっ!? 
生徒会長!?



(なんで!? 今頃明日の
準備で忙しいはずじゃ――)


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