《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

「あ、す、すいません!

会長、忙しいのに……」



「何言ってるの。僕がそう
したかったんだから、君が
謝ることじゃない。

……よかったらまた話そう?

今みたいな話でも、僕は
喜んで聞くよ」



「……ハイ。
ありがとうございます」



立ち上がってペコッと頭を
下げたあたしに、会長は
ニッコリと頷いた。



そして踵を返して立ち去る
間際――…。



「君にそこまで信じて
もらえて、彼は幸せだね。

ちょっと、妬けちゃう
かな――…」


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