《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

そんな性格の、一つ違いの
幼なじみ。



大好きでずっとずっと
追いかけてた、あたしの
陸――…。



「……知ってる。

会わなくなったって、
連絡とらなくなったって。

陸は絶対にあたしのことも
昔のことも、忘れたり
なんかしない……!!」



まっすぐに陸を見据えて言った。



陸はそんなあたしを
しばらくマジマジと見てた
けど、やがてバカにした
ように『ハッ』と笑う。



「――くだらねぇ。勝手に
言ってろ。

だけどもう金輪際、オレに
声をかけるな。

お前の妄想につき合うほど
オレは暇じゃねーんだよ」


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