校舎の方に戻ると各棟を
つなぐ庭をひたすら走り、
最奥の特別教室棟へ。
跳ねる胸を必死で抑えて
校舎裏に回り込んで、
目指す温室を探すと――…。
「あった――…!」
四角い形の、植物園の
よりははるかに小さい。
だけどちゃんとした温室が、
そこにあった。
あたしはドキドキしながら
その入口に歩み寄り、
閉まってるドアに手をかける。
ゆっくりとノブを回すと、
サビのせいか少し回り
辛かったけど動いた。
_
つなぐ庭をひたすら走り、
最奥の特別教室棟へ。
跳ねる胸を必死で抑えて
校舎裏に回り込んで、
目指す温室を探すと――…。
「あった――…!」
四角い形の、植物園の
よりははるかに小さい。
だけどちゃんとした温室が、
そこにあった。
あたしはドキドキしながら
その入口に歩み寄り、
閉まってるドアに手をかける。
ゆっくりとノブを回すと、
サビのせいか少し回り
辛かったけど動いた。
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