《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜

「まさか……ね……」



あの陸が、今のあたし
みたいに昔を懐かしんで
くれるとは思えない。



でも、なぜかあたしは、
不思議な予感が心の奥から
沸き上がるのを感じてた。



ううん――それはもしか
したら、予感じゃなくて
願望だったのかもしれない。



だけど……それでも――…。



(――行ってみよう)



決めた時にはもう走り出してた。



生徒が入れる所なのか
どうかもわからないけど、
とにかく行ってみれば
ハッキリする。


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